俳優の有村架純と坂口健太郎が2日、韓国・釜山で開幕した「第29回釜山国際映画祭」のオープニングセレモニーに参加した。有村はジョルジオ・アルマーニの黒のロングドレス、坂口はプラダのスーツを着こなし、黒崎博監督と共に会場の歓待を受けた。

主人公・さえ子というキャラクターを演じる上での準備を聞かれた有村は、「監督やスタッフとみんなで話し合って作り上げていったのですが、日本人は元々喜怒哀楽を表に出すというよりも、どちらかと言うと控え目で繊細な表現をすることが多いと思いますが、日本人的にはない、嬉しい、楽しい、悲しい、怒り、のような素直な感情を思いっきり気持ちよく表現できるような女性像を目指しました。さえ子というキャラクターの強さや無邪気さを表現できたらいいなと思い挑戦しました」と、有村自身が試行錯誤しながらキャラクターを作り上げていったことを明かした。同じく演じた役どころについての難しさを問われた坂口は、「本当に難しかったです。自分の体があって、そこにある種2人の意識があって、撮影中も今は一体どちらの自分なのか説明ができないほどでした。そんな経験は誰もしてきていないからこそ、監督とスタッフと話し合いながら少しつづ積み上げていきました。そしてそこには正解がないと思っていたので、ひとつのシーンを何度も紆余曲折を経ながら地道に積み上げるように撮影していきました。今でも正解はわからないですが、みんなで、雄介が入った成瀬の人物像を作り上げていきました。」と答えた。

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#有村架純 #坂口健太郎 #さよならのつづき

(C)Getty Images

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